いちご事情
掲載日:2006.07.05
イチゴ狩りは、オープンしてまだ間がたっていません。
本来ならば今が最盛期のはずですが、今年はちょっと事情が変わっています。オープン前の1週間の梅雨のような気候が続いた為、その期間にまだ赤く成ってないイチゴの実まで病気が付いてしまいました。 (;;)
オープンと同時に、痛んだイチゴの実を撤去するという作業が待っていたなんて、今までに無い現実の悲しい結果です。
「今年は、いい苗が育ったのでイチゴ狩りが楽しみだ」と、春先に誇らしげに話していた夫の言葉が浮かんできますが、「青田褒めるは、一のバカ」という言葉も同時に思い出していました。亡き、姑がよく言っていた言葉です。
農作物は、苗や生育が良くても天候や自然環境に左右されて、収穫するまで安心ならない、生育がいいからと油断できなという意味です。
大勢のお客様で連日賑わっている当農園ですが、自慢できるほどの収量も見込めず、本当に残念。
アイス用のイチゴも去年の半分も収穫出来ない状態です。(あぁ~)
それでも、花茶の庭では楽しそうなご家族の様子や子供達の元気な笑顔が毎日見られます。それを励みに、また来年へ夢をつないでいくしか無いです。