慌しい里帰り
掲載日:2006.06.21
30年ぶりの高知の夏を味わってきました。あの日射しや路面の照り返しの暑さ、日傘無しでは歩けない夏に、ずっと昔の若い自分を思い出していました。(笑い)
今回の帰郷は、母の怪我で心配は無いと言われたけど顔を見せるだけでも孝行になるかと思う娘心。
80歳の両親は元気だったので、それをいいことに心配などもせず、元気が当たり前のように思っていましたが、不意打ちに事は起こり始まるのだと思い知らされた気がします。
入院中の母に代わり、父は見事に家事をこなしていました。掃除の行き届いていることにびっくり仰天。父と二人でスーパーに買い物に出かけたのも、今回が初めての事で惣菜に目をやる父の姿に、とても不思議な感覚を覚えました。
長期戦を見せる母の怪我に弱味を見せないで看病に通う父の姿や、実家の弟夫婦を頼りに出来る事のありがたさを思う私です。
そして、わが身にも迫ってくる老いの形について、色々と思いを巡らす今日この頃です。