定年帰農

掲載日:2006.05.17

こういう暮らし方もあるのかと、日焼けした彼の顔をみて笑みがこぼれた。
このところ初夏のような日差しと気温で農作業には持ってこいの日々が続いています。
農家の仕事は、休むことなく次々と湧くようにあるもので、雨でも降らないと休めないものです。さすが、疲労の色の濃い日焼けした顔でした。
見渡す農場には、無農薬で育てている果樹やたくさんの種類の野菜たちが草と競争しあっていました。雑草のタンポポの黄色が綺麗。(笑)
第一線での職務を終えて、自分の為の楽しみで農業をやり始める事が出来る満足感、そういう人生設計をして得た第二の人生を歩んでいる夫妻をみて、羨ましくもあります。
農業を嫌う人もあり、農業をやりたくても出来ない人もあり、夢を現実にし余剰の気持ちで農業を始められるのは幸せだなぁと思いました。