ゴールデンウィーク
掲載日:2017.05.09
晴天と暖かい気温に恵まれてGWが終わった。
花茶は、スタッフ不足のままスタートを切ったけど、何とか乗り越えて今日の定休日はホッと一息ついて休んでいます。
本当に沢山のお客様がご来店下さり、店内も庭も可愛いワンちゃんたちを含めて賑わいました。
小さなお子様が、「楽しい。楽しい。」と、庭を駆け回って遊んでいた姿が今も忘れられない。可愛かったな。
ゴールデンウィークを目掛けたかのように桜も、一斉に咲き始めた。
我が家の桜は、樹齢70年位と思われる。
ひと際、色濃いピンクで毎年、お花をいっぱい咲かせてくれる。
私が嫁いできた時に玄関の前にあって、当時93歳の髭の爺さんが、毎日この桜の木の下で杖をついたまま私たちが仕事から帰って来るのを待っていた。
「ただいま。」というとニコニコして頭を下げてお帰りのポーズ。(病後、言葉が出なかったので)
この桜が咲くと鮮明に当時を思い出して髭の爺さんを懐かしく偲べる。
我が家の庭も一気に緑色になり庭の桜も満開。
この桜は山桜で夫が植えたもの。
桜は、ひとの心に寄り添う花だと思う。
桜の花びらが散った日にも幼馴染が他界した。
懐かしい人を偲びながら忙しい仕事の合間に亡き人たちを偲んだ。
さて、我が家。
孫達の天国(笑)
茶の間で秘密基地(?)を作って遊んでいた。
足の踏み場もない茶の間だったけど、ダンボール箱を工夫して自分の砦を作っていた。
どんなに散らかっていても微笑ましくて怒れない。
ダンボールは温かいんだよと言って、今夜は、このダンボールの中で寝ると言う。
これも又、楽しかった思い出になるだろうと見守る。
ゴールデンウィークを終えて、我が家にも平穏な日常が戻ってきた。
孫たちの残していった残骸は、まるで”つわもの達の夢のあと”の様。