たくさんの栗を頂いた。
小栗さんちの栗は芝栗で小さいけど、この栗はでっかい。
でも、美味しい。

レシピも付いていたので、さっそく焼き栗から。
そして、毎年息子の誕生日には作っていた栗ご飯を誕生日を無視して作った。
レシピには、栗を割らないで丸ごと入れて炊くと更に美味しいと書いていたので、ぜいたくに思いながら丸ごと入れて炊いた。

いやはやの贅沢な味わい。

息子が小学生に上がる前後のころから誕生日には、仲の良い友達を呼んでお誕生日のお祝いをしてきた。
定番の料理は、栗ご飯。

田舎暮らしなので早々買い物にも行けず、山の芝栗を、親指ほどの小さな栗の皮むきをして栗ご飯を作っていた。
山ほど芝栗が有るので大きい栗を買うのは贅沢な感じだったし…。そう思い込んでいた。
豊かな暮らしでは無かったけど、今思い出すと幸せだったなぁと思う。

遠くなった子供たちの幼い頃を思い出し、孫たちに想いを繋いでいる私はおばあちゃん。
栗ごはんが、おばあちゃんの味になるかなぁ…。