高知県人会 千歳の巻

掲載日:2019.10.22

高知県人会 千歳の巻

先日、千歳支部高知県人会がありました。
10月3日は土佐の日と呼んで、10月に高知県人会を千歳で開催するのが恒例でしたが、昨年は、地震で中止しています。

戻り鰹が美味しい季節です。
そして、いつも迎えてくれる龍馬さんを囲んで、ワイワイと土佐なまりでおしゃべりする楽しさに惹かれて参加している私。

千歳は自衛隊の街と言われているのですが、集まる方々は殆どが自衛隊に入隊されていた方たち。
今は、素敵なジェントルマンになっているおじさま達も、かつては自衛隊さんだったそう。
10代の頃に自衛隊に入って、故郷に帰ることもままならずの隊生活を過ごし、幹部職にたどり着いた経歴を持たれる方が多い。

すでにご両親は居なく、故郷は懐かしいものに成っているようにみえた。
帰る機会も無くなりつつあるその方たちと高知の話を始めると、首を突っ込むようにして耳を傾けてくれる。
もっと、もっと話がしたいと。年齢と共に故郷は遠くになるんだなぁ…。

私も両親が亡くなって以来、高知への想いが違ってきた。
帰りたい、帰りたいと思う気持ちの中に両親の存在が有ったけど、虚しくかき消されて帰る必要性の部分を探している気がする。

それでも、高知の料理、高知にゆかりのある方々とお会いして故郷に触れる事は楽しみだ。
戻り鰹は、ものすごく美味しかった!

 

さて今日は、即位の礼の祝日になりました。
ひまわりも畑にすき込まれて、黒い土があらわに成っていますが、芝生で遊ぶ姿は楽しげでした。
秋の気配、もうすぐ冬よと感じますね。
鴈や白鳥が大きな声をだしながらV字飛行をしている様を見上げるお客さまの姿は、花茶の秋の風物詩です。