春の妖精
掲載日:2020.03.25
暖かく過ごした先週がウソのようにこの数日は雪がふり、カーテンをあけた朝は、雪景色。
なごり雪ならばそれも良かろうと思うけど、寒いのはもうたくさんと思う。
永遠にくりかえされていく季節の移り変わりを、喜んだり、ため息ついたり…飽きることなく私も同じ想いを繰り返して生きている。
庭に咲き始めた福寿草。
忘れていたスプリング・エフェメラルという単語に久しぶりに出会った。
暗いニュースや逃げきれない現実の中で
フト目にとまる福寿草は、春の妖精だと思った。
春はやさしい彩の花たちが咲き始める。
北海道はゆっくりとだけど、味わいながら春をいっぱい感じたい。
3連休の間、外出自粛も緩和されて徐々に人も動き始めたと感じられた。
花茶も例年ほどでなくても忙しいと感じられる連休でした。
「まぁ、よかったわ。ねぇ、あなた。
売り切れになるくらい沢山のお客さまがお見えになられて、良かったわよね。」
レストランのメニューの中でいつもご注文下さる料理のひとつが売り切れごめんの時のお客さまの最初の一声に私たちは感動しました。
折角、きたのに…が普通の反応だと思っているし、たぶん私もそう発する気がする。
心持のやさしいご夫妻のお言葉。
疲れもすべて吹っ飛んで、幸せの中で仕事に向かい合えた連休でした。
お客さまの花茶への想いを大切に、この先もコロナに負けず前を向いて努めて行こうと思う。
ありがとうございます。