美利香の講座in稚内

掲載日:2019.02.20

最北地へ来た感たっぷりした終着駅に着いたのは、16日の深夜午前零時。 
震えながら札幌駅を出たのが、午後6時半だったので、どれだけ寒いだろうと覚悟をしていたけど、「暖かい!」と思わず声が出た。 

気温の高かったことは有難かったけど、この長旅の列車の中は車内販売が無く、空腹のまま乗車した私は、キツカッタ! 
この先、道内の車内販売が廃止されるというニュースを知って愕然とする。 
旅の楽しみが、ひとつ無くなる。 

で、稚内ではケータリング美利香(ピリカ)の話と料理の講座の2本立てでした。 
ピリカの組織や活動についてはモチロンだけど、お料理やテーブルのあしらい等画像を添えて。 
特にピリカの特徴は、 
普段使いのお母さんの手料理をご用意している事。 
北海道への旅行者の期待を裏切らない地元の味、郷土料理にこだわる事、主催者の意向に添える料理であることな等など。 

農家女子(笑)としての起業についての講演依頼が多かった中でピリカの話は初めてのような気がする。 
だから、ちょっと緊張した。 
地域の活性化、新しい事業展開の一役でも担えられたら良いなぁと思っていたので、始めてみようかなと思う方がいたと伺って、嬉しく思う。 

料理教室では”勇知いも”というブランドのじゃが芋があると言うので、その勇知いもを使って”きんぴら牛蒡のコロッケ”と”じゃが芋団子汁”を含めて全部で5品。
魚介は、今が旬の鱈を使ってのテリーヌ。 

出来上がった料理を味見しているお母さんの「美味しい!」の一声が聞こえてきたとき、安堵でニコッとなる私。 
いずれの料理も簡単に出来上がったけど、いつも使う材料がいつもと違う料理で仕上がり美味しいと喜んでいただけた。 
特に、ハスカップ寿司は絶賛。 
習った料理を我が家で直ぐに作ってみると言う声をたくさん頂いて、稚内まで来て良かったと思う。 

18日の始発に乗車して、午後は札幌でのマンマのシンポジュウムに参加というハードスケジュールをこなして夜にやっと我が家。 
思えば1月末から盛岡へ、仙台へと走り、我が家で落ち着いた生活をしてないかった。 
体力あるねぇ~と皆に言われながら、気力が体力の略ひと月だった私。 
昨日は、久しぶりにのんびりと夜を迎えた。 
お疲れさま私。(笑)