観光審議委員会
掲載日:2017.01.31
千歳を出る時は、視界ゼロに等しい雪降りの朝。
車の運転が怖くなって、途中から引き返してJRで札幌へ向かった。
嘘のような青い空が雲の隙間から見えてくる日中が信じられなかった。
早朝から赤れんが前は、団体客を誘導するガイドさんと列をなしている海外からのお客様で賑わっている。
千歳のような田舎でも外国お客様がうろうろしている事が普通になって、珍しくない。
どこの観光地も日本人よりも外国の方が目に付く。
「オールニッポンで、外国のお客様をおもてなししましょう。」と、掲げて誘致作戦を展開している成果だろう。
観光も労働面も全ての分野に置いて、国内では経済が持ちこたえられないのだから、それを受容うして温かく迎え入れる私たちで有りたいと思ったりする。
観光審議会では、前向きにインバウンド客を受け入れる体制について審議していて、受け入れ態勢の不備や間に合わない体制について意見を述べ合っています。
スマートホンの時代に成ったので、世界中に情報が瞬時に流れるようになって、良しも悪しも油断ならないと思う。
人知れぬ穴場があっという間に観光地に成ったりすることもあって、対応に四苦八苦もあちこちで有るよう。
ありきたりの観光でなく体験型も多くなって来ていることは、グリーンツーリズムに関わる私たちには絶好の追い風かも。
アジア圏のお客さまは、この寒さを喜んでいるかのようにも見えて、寒さに弱い私の眼には不思議な感じ。
冬のアウトドアの楽しみたいお客様を、この閑散期に誘致出来る仕組みをちゃんと作ったら閑散期なんて言わなくても良いかも
札幌の雪まつりに併せて、見えているお客様を千歳にも花茶にも引っ張って来られるようにせねばと審議会中に想いを巡らしていたワタシ。