愛しき命

掲載日:2016.12.16

私の留守中のこと。 
心臓の手術をして、元気になったので嬉しくて報告したくて来たという年配のおじ様が見えたと報告があった。 
あれは、11月始め? 
「僕は、今日が、最後の花茶になるかも知れないから食べに来たんだよ。」 
と、おっしゃるお客様がいらっしゃた事を思い出した。 
「心臓が、悪いんだ。手術することになって…。」と、力なくお話してくれた。 
「大丈夫ですよ!今は、治療技術も進んでいるし、きっと、元気になれます!。」 
と、色んな会話を交わしました。 

それから、申し訳ないけど薄れていた彼の事。 
元気になってわざわざ報告方々お出で下さったこと嬉しく思いました。 
お顔を見て「おめでとう!」と、言えなかったことが残念です。 

さて、花茶のサイトウさんです。 

突然、育メンに変身しました。 
「居候でしょう。子猫ぐらい面倒をみて立派な育メンパパにでもなったら?」 
と、サイトウさんに話しかけた翌日の出来事です。 
あんなに拒否反応をして子猫を見ると逃げ回っていたサイトウさんだったので、びっくり! 
猫だって人間と会話をしていたら話が通じるのは判っていましたが、育メンという単語も判ったのかしら(笑)。 
居候の肩身の狭さでも感じたのか。 

こんな動物にでさえ愛しいと思う感情があって子猫を抱く姿をみると感動を覚えました。 
人も他の動物も愛しきモノたちの為に、そしてわが命の愛しさをかみ締めて生きていなければ。 

街はクリスマスです。キラキライルミネーションのように輝け命。