グリーンツーリズム論
掲載日:2016.11.10
今年も渋々であったけど(笑)拓殖大学の特別講師授業というモノを引き受けて深川まで行ってきた。
いつもの教室、いつものような感じの学生たちかなと思っていたけど、今年は社会人学生や中国からの留学生もいてちょっと雰囲気が違っていた気がする。
農学ビジネス学科 地域振興ビジネスコースの橋本先生の論文を拝見させて頂くとグリーンツーリズムも新しい局面に来ていると書いてあった。
都会の人たちを農村に呼び寄せて農業、農村の価値を体験的交流を含めて発見してもらうというのがグリーンツーリズム。
でも、これからの有り方は、高齢化や過疎化が進行する中で農業の営みを農業を担う人たちだけでなく消費者が共生の労働者、生産者として担うあり方に進行していると書いてあった。
花茶でも取り組んでいる”農業体験ファームステイ”や”ユニバーサルガーデン”は、協労働の農業の営みのひとつと思って良いらしい。
又、人口減少や過疎化が進む中で農業者主体の6次産業化がもっと進行していけば地方にも人を呼び寄せ活力が見いだされる生産現場になるかもしれない。
無理してでなく、いつの間にかそういう体制になってきている花茶の有り方をお話出来た。
農学ビジネス学科 地域振興ビジネス学科の生徒さん達の2コースの授業で面白いなぁと見えたのは、両者を比較して壇上から見ていたらお互いの耳を傾ける目が違う。
そして社会人学生の視線は、大人としての受け取り方があると思えた。
いつもは、若い学生に少なからずの拒否反応を持つ私だけど、今回はそう硬くならずに終えることが出来たのは大人が居たからかな。
でも、苦手に思う気持ちは変わらない。(笑)
(写真は、今年8月末園児による収穫体験のひとコマ。春先に自分たちで蒔いたニンジン、ジャガイモ、枝豆を草取りも体験して育ててきた。)