秋祭り
掲載日:2016.09.19
昨日、今日と村の鎮守様の秋祭りです。
花茶は、お客さまには申し訳なかったのですが、レストランの営業のみ休ませて頂きました。
泉郷に生まれ育った息子たちにとって、祭りは掛け替えのない大事な行事のひとつ。
幼いころからピ~ヒョロ、ピ~ヒョロと笛の音で育ったと言っても過言でないくらいなので、きっと、血も騒いだ筈です。
昨日は、泉郷の全戸を獅子舞で回り、無病息災や豊作祈願を込めて舞を披露していました。
我が家では、迎えていた夫がいなくなり、私と孫たちとお迎えしたし、花茶では沢山のお客さまとお迎えして楽しませていただきました。
思いがけなく居合わせたお客さまからは、こんな縁起の良い事は無いと喜んで頂けて嬉しいです。
今日は秋晴れ。
私は、「敬老の日だから休んで良いよ。」という言葉を真に受けて20年ぶりに村の鎮守様のお祭りに行ってみました。
子供たちが幼いころは、殆どが地元の人たちだけだったのに…バスツアーで見える団体さんもあったり、大勢のお客さまでとっても賑やかで驚きました。
美恵さん、元気?と声を掛けてくれる村の人たちの温かさも嬉しかった。
「力が居なくて寂しくてしょうがない。」と、お祭り大好き夫を偲んでくださる村の人たちに涙腺が緩んでしまいました。
夫が吹いていた笛は、息子が引き継いで吹いています。
去年は、並んで吹いていたよと聞かされてたけど、その姿がくっきりと浮かんでみえます。
イエローハットは村のおじさんバンドです。
歌うサブちゃんは、夫の幼馴染です。
ご近所のオジサンや青年たちが、楽しく演奏をしている様子を夫も木立の間から、きっと、見ていると思えました。
「こんな良い伝統行事をずーと後世まで残していきたいねぇ。」と、囁く声が耳元で聞こえてきました。