お正月も雪も楽しい
掲載日:2022.01.02
子供の頃は、本当にお正月が待ち遠しかった。
母方の祖父母の家へ行くと叔父や叔母たち、そして私たち兄弟と略同学年の叔父さんたちの子供や従妹やら集まって、焚火や火鉢を囲みながらワイワイと賑やかだった。
皿鉢料理を囲んで、お酒が進むうちに親たちは決まってハシケンという高知ならではの余興に大きな声を出していたっけ。
私たちは、お年玉にニンマリしながら従妹たちとかるたで遊んでいた。
我が家の孫たちも一応にお正月を楽しみに思っていくれているよう。
お父さんと雪合戦をするのだとか、雪の投げ合いをするとかいっぱい楽しみを抱えてやってきた。
親子で遊ぶ時間は少なかったけど、息子もそれなりに父親の役目をしているんだとちょっと安堵しながら眺めていました。
それにしても、すっぽりと雪に埋もれてキャーキャーと遊ぶ子供たちってすごいなぁ。
ほっぺたはリンゴのようになっているし、雪が靴の中まで入っていても平気な様子。
特別なことは何もない平穏なお正月だけど、これが一番幸せだと思うし家族は、良いなぁと思う。
杏子ちゃんが作って来てくれたおせち料理を並べて、家族で祝杯をあげました。
そして、夜は紅白歌合戦を見ながら過ごした。いつしか、隣のお寺の鐘が除夜を告げていた。