台風
掲載日:2016.08.21
この数日、次々と来る台風の影響で蒸し暑く、そして雨模様の日が多い。
北海道は、かつて、雪害はあっても、台風の被害は無いとまで言っていたけど、しっかりと北海道へ上陸していますね。
私の友人は、玉ねぎが流されたとブログに書いていたし石狩管内でもトウモロコシが倒れたり、収穫目前の野菜たちが見るも無残な形に変貌している。
「青田を、褒めるはバカだ。」と舅がよく言っていたと思い出した。
本当に、農作物は収穫するまで油断がならないことをこの季節になって思う。
残念で、無念で仕方ないけど、自然や天災には逆らうことが、とってもムツカシイ。
私は、大風銀座と言われる高知育ち。
体験でひどい目に合ったことは一度も無いけど、荒れ狂う雨風の経験はいっぱいしてきた。
子供心にそれは興奮でしか無かった。
心が躍ったと言えば、反感を買うだろうけど、人間は残酷な面も持ち合わせていて、存分に荒れる景色を荒れるだけ荒れてみよと眺めた経験がある。
大人になって、営農するようになって、初めて「止んでくれ!」と悲痛に眺めるようになった。
手塩にかけた農作物、しかも収穫目前にして終わらせるのは、なんとも痛ましい。
北海道へ上陸するというニュースを聞きながら、友人たちの顔を思い浮かべ心が痛んでいます。